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歯医者さんでクリーニングだけお願いしてもいい?治療の流れや内容をわかりやすくご紹介2025.06.23

「虫歯が無くても歯医者に行って良いのかな…」と迷う方は少なくありません。

実際には、歯の汚れを落とすクリーニングだけを目的に通う人もたくさんいます。

専用の器具で歯石や着色を丁寧に取り除くだけでなく、歯ぐきやお口全体の健康状態も一緒にチェックできるため、虫歯や歯周病の予防にもつながります。

本記事では、歯医者で受けられるクリーニングの内容や効果、通院の目安などについて、やさしく解説していきます。

「クリーニングだけ」で歯医者に行ってもいいの?

「クリーニングだけ」で歯医者に行ってもいいの?

「虫歯も痛みもないけれど、歯医者に行っていいのかな…」と迷う方は少なくありません。

実際には、歯のクリーニングだけを目的に受診する方も、たくさんいます。

治療無しでも気軽に受診OK

「歯医者は虫歯や痛みがあるときに行く場所」という印象を持っている方は少なくありません。

実は、歯のクリーニングだけで歯医者に通っても全く問題ありません。

クリーニングの前には、簡単な問診や歯ぐきのチェックなどが行われることが多く、お口の中の健康状態を一通り確認してからスタートします。

普段の歯みがきでは落とし切れない汚れをしっかりと落とすことで、虫歯や歯周病の予防にもつながります。

歯医者が苦手な方や、「まずは様子を見たい」という方でも、クリーニングから始めれば気軽に通いやすいでしょう。

保険と自費で治療内容やルールが変わる

歯のクリーニングは、保険適用と、自費で受ける方法があります。

それぞれにルールや特徴があり、内容にも違いがあります。

保険診療の場合は、歯周病の治療として扱われるため、まず歯ぐきの状態を調べたり、必要に応じてレントゲンを撮ったりと、いくつかの検査がセットになっています。

また、1回で終わらずに数回に分けて通う必要があるケースもあります。

一方で、自費診療なら、審美目的の着色汚れの除去や、1回での仕上げなど、自由度の高いクリーニングを受けられます。

どちらを選ぶか迷ったときは、目的やご希望を歯医者で伝えてみると、より自分に合った方法を提案してもらえるはずです。

歯のクリーニングってどんなことをするの?

歯医者でのクリーニングは、ただ歯を磨くだけではありません。

専用の器具や技術を使って、普段のお手入れでは届かない部分まで丁寧にケアしていきます。

歯石・歯垢をしっかり除去

歯医者でのクリーニングでは、まず歯の表面や歯ぐきのまわりについた歯垢(プラーク)や歯石を丁寧に取り除いていきます。

歯垢は、細菌の塊のようなもので、時間が経つと石のように固まり「歯石」に変わってしまいます。

歯石は、毎日の歯みがきだけでは落とせないため、専用の器具を使ってプロがしっかりとケアしてくれます。

特に、歯と歯のすき間や歯ぐきなど、普段のお手入れが届きにくい部分もきちんとお掃除してもらえるのがポイントです。

お口の状態によっては少し染みたり、痛みを感じることもありますが、その場合は遠慮なく伝えれば、無理のないように対応してくれます。

着色や細菌の膜を落とす

クリーニングでは、歯石や歯垢だけでなく、歯の表面にある細菌の膜(バイオフィルム)や、食べ物・飲み物による着色汚れも落とします。

例えば、コーヒーやお茶、ワイン、カレーなどをよく口にする方は、知らないうちに歯が黄ばんだりくすんだりしてしまうことがあります。

歯の黄ばみや汚れは、普段の歯みがきではなかなか取れません。

歯医者では、専用の機械や研磨剤を使って、歯に負担をかけずに表面をやさしく磨き上げてくれます。

定期的にお口のケアを受けることで、自然な白さやツヤが戻り、清潔感のある口内を保ちやすくなります。

仕上げ磨きやフロスで清潔に

クリーニングの仕上げには、歯の表面をつるんときれいに整える「仕上げ磨き」や、歯と歯の間を掃除する「フロス」が使われます。

仕上げ磨きでは、歯ブラシを使って、歯の表面をなめらかに仕上げます。汚れがつきにくくなるだけでなく、見た目もすっきり明るくなります。

また、フロスは、歯ブラシでは届かない歯と歯のすき間に溜まった食べカスや歯垢を取り除くのに役立ちます。

自分でフロスを使うのが苦手という方でも、歯科衛生士さんがやさしくケアしてくれるので安心です。

歯の検査も一緒に行う理由とは

歯のクリーニングを行う前には、お口の健康状態をチェックするための簡単な検査も実施します。

歯ぐきや歯周ポケットの状態を確認することで、ご自身では気が付きにくいトラブルの早期発見につながります。

歯茎の腫れ・出血を見逃さないために

クリーニングの前には、歯ぐきのチェックも丁寧に行われます。

歯を磨いたときに血が出ることがある方は、歯ぐきに炎症が起きている可能性があります。

歯ぐきからの出血は、初期の歯周病のサインであることもあるため、小さな変化でも見逃さないことが大切です。

早めに炎症の場所を見つけておけば、ひどくならないうちにケアを始められます。

普段あまり気にしていない部分ですが、定期的に歯医者さんでチェックしてもらうことで、安心してお口の健康を保つことができます。

歯周ポケットの深さでリスクをチェック

歯と歯ぐきの間には、細い隙間のような空間があり、「歯周ポケット」と呼びます。

クリーニングの前には、歯周ポケットの深さも測って、お口の状態を確認します。

健康な歯ぐきでは1〜3ミリほどの浅さですが、4ミリ以上になると、歯周病が進んでいる可能性があると考えられます。

歯周ポケットが深いと、奥に汚れが溜まりやすくなり、歯ぐきや周りの組織に負担がかかってしまいます。

お口の状態がひどくなると、歯がぐらぐらしてくることもありますが、早めに気づければ対策もしやすくなります。

歯のクリーニングで得られる効果とは

歯のクリーニングで得られる効果とは

歯のクリーニングには、見た目を整えるだけでなく、健康面でも様々な良い変化が期待できます。

お口の中を清潔に保つことで、気づきにくいトラブルの予防にもつながります。

虫歯・歯周病の予防に役立つ

歯医者さんで受けるクリーニングには、虫歯や歯周病を防ぐための大切な役割があります。

毎日ちゃんと歯を磨いても、どうしても歯の磨き残しはできてしまうものです。

特に、歯と歯の間や歯ぐきの周りには汚れが溜まりやすく、お口のトラブルが起こりやすくなります。

歯のクリーニングでは、落としにくい汚れを、専用の道具を使ってやさしく丁寧に取り除いてもらえます。

さらに、歯ぐきの状態をチェックしてもらえることもあるので、気付かないうちに進んでしまう歯周病のサインも早めに見つかるかもしれません。

歯の黄ばみがスッキリする

コーヒーや紅茶、ワインやカレーなど、色の濃いものをよく口にする方は、少しずつ歯が黄ばんできたと感じることがあるかもしれません。

そんなときは、歯医者さんのクリーニングで、歯の表面についた着色汚れをすっきり落としてもらえます。

お家での歯みがきではなかなか落ちない汚れも、専用の器具や研磨剤を使って、歯を傷つけないように綺麗にしてもらえます。

歯のクリーニング後は、歯の表面がつるつるになって、自然な白さが戻ってくるような感覚があるかもしれません。

口元が明るくなると、人と話すときや笑顔にも自信が持てるようになるので、定期的なお手入れとしてとてもおすすめです。

口臭が軽減する

何となくお口の臭いが気になる…そんな時も、歯のクリーニングが役に立つことがあります。

口臭の原因の多くは、歯の表面や歯ぐきの周りに溜まった汚れや細菌です。

時間が経つにつれて歯石になってしまうと、どんなに歯を磨いても臭いが残ってしまうことがあります。

歯医者では、細かい汚れまでしっかりと取り除いてもらえるので、お口の中がすっきりして気持ち良くなります。

もしも虫歯や歯ぐきの炎症など、臭いの原因になるような症状が見つかった場合でも、早めに対応してもらえるのも安心です。

歯医者にはどのくらいのペースで通えばいい?

「どのくらいの間隔で歯医者に行けばいいのかな?」と迷う方も多いかもしれません。

お口の状態に合わせて、無理のないペースで通うことがポイントになります。

基本は半年に1回が目安

歯のクリーニングは、半年に1回ほどのペースで受けるのが一般的です。

特に大きなトラブルがなくても、少しずつ汚れや歯石が溜まることで虫歯や歯周病のリスクが高まってしまいます。

歯医者でのクリーニングでは、歯の汚れを丁寧に取り除いてくれるだけでなく、歯ぐきや詰め物の状態もチェックしてもらえるため、トラブルの早期発見にもつながります。

自分では気付きにくい部分までしっかりケアできるのが、定期通院の大きなメリットです。

状態によっては数ヶ月に1回も検討

歯や歯ぐきの状態によっては、もう少し短い間隔で通院したほうが良い場合もあります。

歯石が溜まりやすい人や、歯ぐきに腫れや出血がある人は、2〜3ヶ月ごとに通うと安心です。

また、歯並びの関係で磨き残しが出やすい場合も、プロのクリーニングで定期的に整えることが大切です。

お口の状態は人それぞれなので、歯医者で診てもらいながら自分に合ったペースを見つけていきましょう。

大樹歯科治療院のクリーニングはここが違う

大樹歯科治療院では、「なるべく痛くなく、できるだけ歯を削らない」ことを大切にしながら、やさしく丁寧なクリーニングを心がけています。

痛みを抑えた、やさしい処置を大切にしています

「歯の治療って、どうしても痛いイメージがある…」と感じている方も多いのではないでしょうか。

大樹歯科治療院では、治療時の不安をできる限り取り除けるよう、やさしい処置を心がけています。

例えば麻酔の際も、あえて電動注射器を使わず、患者様に合わせた方法で丁寧に行っています。急に歯を削るようなこともありません。

まずはしっかり説明し、ご納得いただいたうえで治療を進めていきます。

ベビーカーや車いすでもそのまま入れるバリアフリー設計なので、小さなお子さん連れの方やご年配の方も安心してご来院いただけますよ。

歯を削らずに守る、精密な診療を実践中

「出来るだけ歯を削らずに、自然な状態で守っていけたらいいな」と思いませんか?

大樹歯科治療院では、そんな想いに寄り添った診療を大切にしています。

小さな虫歯でも、すぐに削るのではなく、まずは歯科用のマイクロスコープを使って、歯の状態をしっかり確認します。

目で見ただけでは分からない部分も、顕微鏡を通すことで細かくチェックします。

そのうえで、必要な処置だけを丁寧に行い、なるべく歯を残す方向で進めていきます。

また、虫歯の原因そのものにもアプローチして、再発しにくいお口づくりを目指しています。

「出来るだけ歯を削られたくない…」という方も、安心してご相談くださいね。

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記事監修

大樹歯科治療院

院長 伊藤 拓太

日本顎顔面歯科学会、日本歯内療法学会 所属

大樹歯科治療院について

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