歯周病が進行する前に!歯医者の定期健診で守るお口の健康2025.04.24
歯周病は、年齢に関係なく誰にでも起こりうる、身近なお口のトラブルです。
痛みを感じる前に予防を始めることで、歯を健康に保つことができます。
定期的な歯科健診を受けることで、歯周病の進行を防ぐだけでなく、早期に問題を発見してシンプルなケアで済ませることができます。
本記事では、歯周病の予防について詳しくご紹介します。
目次
歯周病ってそんなに怖いの?実は身近なトラブルです

歯周病というと年配の方のものと思われがちですが、実は若い世代にも起こりうる、お口の病気です。
自分でも気付かぬうちに、歯周病の症状が少しずつ進んでしまうこともあります。
歯ぐきが腫れる・血が出る…それ、サインかもしれません
歯ぐきがぷっくり腫れていたり、歯磨きのときに血が出たりすることはありませんか?
実は、歯周病の初期に見られるサインかもしれません。健康な歯ぐきは、淡いピンク色で引き締まっている状態です。
でも、歯と歯ぐきのすき間に汚れがたまって細菌が増えると、炎症が起きて赤く腫れたり出血したりするようになります。
痛みがないため、「気のせいかな?」と放っておかれやすいのですが、歯を支える骨までダメージを受けてしまうこともあります。
心当たりがある方は、歯医者さんでの定期健診でチェックしてもらうと安心です。
なんとなく口臭が気になる…もしかしたら歯周病の始まり?
「最近、口臭が気になるな…」と感じたことはありませんか?
食べ物や疲れのせいにしがちですが、実はその臭い、歯周病が原因になっていることもあります。
歯周病の菌は、歯と歯ぐきのすき間にある「歯周ポケット」の中で増えていき、臭いのもとになるガスや膿を出すことがあります。
歯ブラシやうがいだけでは落としにくいのが特徴です。
自分では慣れてしまって気づきにくいこともありますが、周りの人が先に気づいているケースもあるため、注意が必要です。
気になる口臭が続くときは、歯医者さんで定期的に検診を受けることが、トラブルの早期発見につながります。
定期健診で歯を守る習慣、始めてみませんか?
痛くなる前に行くのが、歯医者さんとの上手な付き合い方
「歯が痛くなったら歯医者に行く」という方は多いかもしれません。
実は、何もないときにこそ受ける定期健診が、とても大切なんです。
虫歯や歯周病は、初期のうちはほとんど痛みを感じないまま進んでしまうことが多く、気づいたときにはすでに治療が必要な状態になっていることも珍しくありません。
定期的に歯医者さんで診てもらうことで、小さな異変に早く気づけて、簡単なケアで済む可能性が高くなります。
また、歯磨きでは取りきれない汚れや歯石も、プロの手でしっかりクリーニングしてもらえるのもメリットのひとつです。
歯周病は予防がいちばん。こまめなチェックが効果的です
歯周病は、誰にでも起こりうる、とても身近な病気です。
大人の多くが気づかないうちに歯周病を発症しているといわれていて、「歯ぐきがちょっと腫れている」「歯みがきのときに出血する」といった小さなサインを見過ごしてしまいがちです。
歯周病が進行すると、歯を支えている骨が溶けてしまい、最終的には歯が抜けてしまうこともあるため、放置は禁物です。
そこで大切なのが、定期的な歯科検診です。
歯ぐきの状態をチェックしたり、歯周ポケットの深さを測ったりすることで、初期の段階でも変化を見逃さずに対応できます。
気軽に通える定期健診で、歯も気持ちもスッキリ
歯周病のトラブルは、早めに見つけておくことでシンプルなケアだけで済むことが多く、痛みも費用も少なく抑えられる傾向があります。
ただし、虫歯や歯周病は初期のうちにはほとんど自覚症状がなく、知らない間に進行してしまうことも少なくありません。
歯周病のリスクを防ぐためにおすすめなのが、3〜4か月に一度の定期健診です。
定期健診では、歯や歯ぐきの状態をやさしくチェックし、歯垢や歯石をきれいに取り除くことで、お口の中をすっきり整えていきます。
気になる箇所があれば早めに対応ができるので、治療の負担もぐっと軽くなります。
歯を削ったり、痛い処置をしたりするわけではないので、「なんとなく気になるな」「そろそろ見てもらおうかな」という気持ちで気軽に足を運べるのも魅力です。
歯医者さんでの定期健診って、何をするの?
歯のトラブルは、知らないうちに少しずつ進んでいることもあります。
定期的に歯医者さんでチェックしてもらえば、早めに見つけてやさしくケアしていくことができます。
お口全体をチェック。歯ぐきの状態もしっかり見ます
定期健診では、虫歯がないかだけでなく、歯ぐきの様子やお口全体の健康状態までしっかり確認していきます。
歯ぐきが腫れていないか、出血はないか、歯がグラついていないかなど、歯周病のサインを細かくチェックします。
歯周病は初期のうちはほとんど気づきにくいため、プロの目でこまめに確認しておくことがとても大切です。
場合によってはレントゲンを撮って、見えないところまで確認することもあります。
ちょっとした違和感などがあれば、気軽に相談できるので、リラックスして受けてみてくださいね。
たまった歯石や汚れは、プロの手でキレイにリセット
毎日ていねいに歯みがきをしていても、少しずつたまってしまう歯石や細かい汚れがあります。
特に奥歯のすき間や、歯と歯ぐきのあいだなどは、どうしても自分では磨きにくい場所です。
定期健診では、専用の器具やお口にやさしい機械を使って、歯の表面や歯ぐきまわりの汚れを丁寧に落としていきます。
細かいところまでスッキリきれいになるので、「歯がつるつるになった」「口の中が軽くなった」と感じる方も多いです。
虫歯や歯周病の原因を取り除けるだけでなく、口臭予防にもつながる大切なケアです。
歯みがき、なんとなくやってませんか?
毎日何となく歯みがきをしていると、磨き残しができてしまうことがあります。
定期健診では、どの部分に汚れが残りやすいかを一緒にチェックしていきます。
鏡で確認できるので、「ここが磨けてなかったんだ!」と自分のクセに気づけることも。
歯科衛生士が、歯並びや生活習慣に合った磨き方やフロスの使い方を、やさしくアドバイスしてくれます。
何となく歯を磨くのではなく、ちょっとした工夫でグッと効果的なケアになるため、ご自宅でのセルフケアがもっと楽になりますよ。
今からでも間に合う、歯周病を防ぐ習慣づくり

毎日のケアをちょっと見直すだけで、歯周病の予防につながることがあります。
歯周病予防を始めるタイミングに決まりはないので、「今日から少しだけやってみようかな」という気持ちで、できることから取り入れてみてください。
歯みがき+フロスで、今日からできるセルフケア
歯周病を防ぐためには、毎日の歯みがきにちょっとしたひと手間を加えることが大切です。
実は、どんなに丁寧にみがいていても、歯ブラシだけでは歯の汚れの6割ほどしか落とせないといわれています。
歯と歯の間や歯ぐきのキワには、歯ブラシが届きにくいため、そこに歯垢(プラーク)がたまりやすくなるのです。
歯垢は、たくさんの細菌が集まったネバネバしたかたまりで、歯ぐきを腫らしたり、歯を支える骨を溶かしてしまうこともあります。
そこで活躍するのがデンタルフロスや歯間ブラシです。
1日1回、寝る前などのタイミングですき間をやさしくおそうじするだけでも、歯周病の予防に大きくつながります。
歯医者さんだからできる、奥深くのクリーニング
毎日の歯みがきだけでは、どうしても落としきれない汚れがあります。
歯と歯ぐきの間にたまった歯垢や、長い時間をかけて固まってしまった歯石などは、自分ではなかなか取ることができません。
歯に付着した汚れは、歯周病の大きな原因になるため、放っておくと歯ぐきが腫れたり、出血したり、歯がグラグラしてくることもあります。
歯科医院では、専用の器具を使って、すみずみまでお口の中をていねいにクリーニングします。
歯の表面だけでなく、歯ぐきの奥の細かい部分まできれいにできるので、お口の中がとてもスッキリしますよ。
セルフケアでは届かないところまで整えてくれるのが、歯医者さんでのプロのケアの魅力です。
武蔵小金井で歯医者をお探しなら大樹歯科治療院へ
武蔵小金井で歯医者をお探しなら、大樹歯科治療院にお越しください。
当院では、患者様一人ひとりに合った治療を心がけており、できるだけ痛みを感じさせないよう配慮しています。
歯の健康を守るために、無理なく通っていただけるよう、あたたかい雰囲気でお迎えします。
削らない・痛くない・丁寧に説明します
「歯をあまり削られたくないな…」「なるべく痛くない方法がいいな…」と思ったことはありませんか?
大樹歯科治療院では、できるだけ歯を削らず、負担の少ない治療を心がけています。
小さな虫歯の場合はマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を使って、必要な部分だけをていねいに処置します。
治療のときは、痛みへの配慮もしっかりと行います。
さらに、治療の流れや選択肢をやさしくわかりやすくご説明することで、不安をできるだけ減らせるよう努めています。
歯周病から守る、予防重視の歯科医院です
歯ぐきが赤くなったり、出血したり…そんなサインに気づかず放っておくと、歯周病が進んでしまうことがあります。
大樹歯科治療院では、歯周病のトラブルを早めに見つけて防ぐために、予防に力を入れた診療を行っています。
定期的な健診では、歯ぐきの状態や歯周ポケットの深さをしっかりチェック。
お口の中の変化を記録しながら、一人ひとりに合わせたケアのアドバイスもご案内します。