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「歯医者=痛い」はもう昔の話?痛くない治療のヒミツを解説2025.03.05

歯医者の治療は「痛そうで怖い」と感じることがあるかもしれません。

虫歯を削るときの刺激や麻酔の注射、矯正の違和感など、不安になる要素はいろいろあります。

最近の歯科治療は進歩していて、できるだけ痛みを抑える工夫がたくさんあります。

麻酔の方法や最新の技術を取り入れることで、驚くほど快適に治療を受けることも可能です。

本記事では、歯医者が苦手な方でも安心して通える、痛みを少なくするためのポイントを紹介します。

痛くない歯科治療の秘密とは

歯医者での治療が痛いのは仕方ない…と思っていませんか?

実は、最近の歯科治療は麻酔や治療方法がどんどん進化し、痛みをほとんど感じずに受けられるようになっています。

麻酔の工夫や最新の技術を取り入れた治療なら、歯医者が苦手な方でも安心して通えます。

どうして歯の治療は痛いのか?

あああ歯の治療が痛いと感じるのは、歯や歯ぐきがとても敏感な部分だからです。

特に、歯の内部には細かい神経がたくさん通っていて、虫歯が進行するとこの神経に刺激が伝わりやすくなります。

また、歯を削るときの振動や圧力が痛みを引き起こすこともあります。

痛みを和らげるために麻酔を使うのが一般的ですが、麻酔の効き方には個人差があり、適切に処置しないと十分な効果が出ないこともあります。

さらに、麻酔注射そのものが「痛そう」と感じる方も多いでしょう。最近では、この麻酔の痛みを抑える工夫や、できるだけ痛みを感じさせない治療法が広がっています。

麻酔の痛みを感じさせないテクニックとは

「歯医者の麻酔が怖い」と思う方は少なくありません。しかし、工夫次第で麻酔の痛みはほぼ感じなくすることができます。

まず、表面麻酔をしっかり使うことで、針を刺すときのチクッとする感覚を和らげることができます。

表面麻酔はジェルやスプレーの形で歯ぐきに塗り、数分待つと感覚が鈍くなります。

次に、できるだけ細い針を使うことで、刺すときの違和感を少なくできます。

さらに、麻酔液の温度を体温に近づけると、注射したときの冷たさによる刺激が減るので、より快適に麻酔を受けられます。

注射のスピードも重要で、ゆっくりと時間をかけて麻酔を入れることで、圧力による痛みを抑えることができます。

虫歯治療の痛みを抑える工夫

「歯の治療は痛そう」と心配になることはありませんか?

最近の歯科治療では、できるだけ痛みを感じないようにさまざまな工夫がされています。

麻酔の使い方や治療の進め方を工夫することで、不安を和らげながら治療を受けることができます。

表面麻酔で注射の痛みを軽減

歯の治療で「痛いかもしれない」と不安を感じる人は多いですが、実は麻酔の打ち方次第でほとんど痛みを感じずに済むこともあります。

その第一歩として使われるのが「表面麻酔」です。これは、麻酔の注射をする前に歯茎の表面に塗る薬で、注射針が刺さるときのチクッとした痛みをやわらげる役割があります。

表面麻酔にはジェルやスプレータイプがあり、塗って1~2分ほど待つと歯茎の感覚が鈍くなります。針を刺したときの痛みをほとんど感じなくなる人も多いです。

もちろん、完全に痛みがゼロになるわけではありませんが、苦手意識を持っている人にとっては、大きな安心材料になるでしょう。

ゆっくり麻酔を入れるだけで痛みが激減する理由

麻酔の注射が痛いのは、針を刺すときだけが原因ではありません。実は、麻酔液が勢いよく注入されることで、歯茎の内側に圧力がかかり、痛みの原因になることもあります。

そこで大切なのが、「ゆっくり麻酔を入れること」です。


歯科医院によっては、電動の麻酔器を使って一定のスピードで注入することで、圧力を最小限に抑えています。

手動の場合でも、歯茎を軽く引っ張ったり、注射をする部分を振動させながら打つことで、痛みの感じ方を和らげる工夫ができます。

痛みに配慮しながら麻酔をすることで、治療中の痛みや違和感がグッと減り、リラックスして受けられるようになります。

麻酔が効きにくい人でも痛みを感じない治療法とは

「麻酔をしても効きにくい」と感じる人もいます。特に下の奥歯は、骨が厚くて麻酔が浸透しづらいことがあり、通常の方法では十分に効かないことがあります。

通常の方法では効かない場合に使われるのが「伝達麻酔」という方法です。

神経の根元に麻酔を効かせる方法で、広い範囲にしっかりと麻酔が行き渡るので、より確実に痛みを抑えられます。

また、麻酔が効きにくい原因のひとつに「炎症」があります。炎症が強いと血流が増え、麻酔がすぐに流れてしまうことがあるため、先に炎症を抑える処置を行うこともあります。

「過去に麻酔が効かなかった」という経験がある人は、事前に歯科医に相談し、自分に合った方法で痛みを抑えてもらうと安心です。

矯正治療の痛みを抑えるポイント

歯並びを整える矯正治療は、歯が少しずつ動くことで違和感や痛みを感じることがあります。

ただし、装置の工夫やちょっとした対策で負担を減らすことは可能です。できるだけ快適に矯正を続けるための方法を紹介します。

矯正中に痛みが出る原因とは?

矯正治療では、歯を少しずつ動かすために力を加えるため、その影響で痛みを感じることがあります。

特に、矯正装置をつけたばかりの頃や、ワイヤーの調整をした直後は、歯の根元に炎症が起こりやすく、それが痛みの原因になります。

また、矯正装置のワイヤーやブラケットが口の中の粘膜に当たって擦れることで、傷ができてしまうこともあります。

裏側矯正では舌に装置が当たりやすく、マウスピース矯正の場合も、新しいアライナーに交換した直後は圧迫感を感じることがあります。

さらに、食事中に硬いものを噛むことで痛みを感じることもあるため、矯正中は食事の内容にも気をつけると負担を減らせます。

最新の矯正装置で負担を軽減

最近の矯正装置は、できるだけ痛みを感じにくいように改良されています。

例えば、従来のワイヤー矯正では、歯に強い力がかかるため痛みを感じやすいことがありました。

しかし、現在では柔軟性のあるニッケルチタンワイヤーを使うことで、歯に優しく力をかけながらゆっくり動かせるようになっています。

また、摩擦が少ないセルフライゲーションブラケットを使用することで、歯にかかる圧力をコントロールしながら矯正できるため、痛みを抑えやすくなりました。

マウスピース矯正は、ワイヤーを使わずに少しずつ歯を動かすため、ワイヤー矯正に比べて違和感が少ないのも特徴です。

ワイヤー調整後の違和感を和らげるコツ

ワイヤーを調整した直後は、新しい力が加わることで違和感や痛みを感じることがあります。

痛みは通常2~3日ほど続きますが、いくつかの工夫で軽くすることができます。

まず、冷たい飲み物やアイスパックで口の外側を冷やすと、炎症を抑えて痛みを和らげることができます。

また、硬いものを噛むと刺激を感じやすくなるため、柔らかい食べ物を選ぶと負担が減ります。

さらに、ワイヤーやブラケットが口の中に当たる部分に、矯正用ワックスをつけると粘膜が傷つくのを防ぐことができます。

どうしても痛みが強い場合は、市販の鎮痛剤を使うのも一つの方法ですが、長く続く場合は装置の調整が必要なこともあるので、歯科医に相談してみましょう。

入れ歯やインプラント治療も快適に行えます!

歯を失っても、入れ歯やインプラントを使えばしっかり噛めるようになります。

ただし、最初は違和感を覚えたり、治療が不安に感じることもあるかもしれません。できるだけ快適に過ごせるようにするための工夫を紹介します。

入れ歯のズレや違和感をなくす工夫とは

入れ歯を使い始めると、ズレたり話しづらかったりすることがあります。口の中でまだ馴染んでいないことが原因ですが、工夫することで快適に使えるようになります。

まず、入れ歯専用の接着剤を使うと、安定感が増し、ズレが防げます。

ただし、合わない入れ歯を無理に使い続けるのはよくないので、違和感が続く場合は歯科医院で調整してもらいましょう。

食事の際は、両側の奥歯を使って噛むようにすると、バランスがとれてズレにくくなります。また、硬い食べ物は避け、最初は柔らかいものから慣れていくと安心です。

清潔に保つことも大切です。入れ歯と歯ぐきの間に食べかすが溜まると痛みの原因になるため、専用のブラシや洗浄剤を使って毎日しっかりケアしましょう。

インプラント手術の痛みを最小限にする秘訣

インプラント手術では、顎の骨に人工の歯根を埋め込むため、痛みが気になる方も多いかもしれません。

しかし、麻酔や術後のケアによって、痛みを抑えながら治療を受けることができます。

手術中は局所麻酔を使うため、ほとんど痛みを感じません。不安が強い場合は、リラックス効果のある静脈内鎮静法を併用することも可能です。

術後は、冷やすことで腫れや痛みを和らげられます。また、処方された痛み止めを適切に服用することで、大きな痛みを感じることなく過ごせるでしょう。

食事は、刺激の少ないものを選ぶのがポイントです。熱い飲み物や硬い食べ物は避け、スープやヨーグルトなどの柔らかいものを中心にしましょう。

また、歯磨きは優しく行い、専用のやわらかい歯ブラシを使うと安心です。

万が一、痛みが長引く場合は、すぐに歯科医院に相談しましょう。適切なケアを続けることで、痛みを抑えながら回復できます。

治療後に痛みを残さないアフターケア

入れ歯やインプラントの治療後は、歯ぐきが敏感になっているため、適切なケアが大切です。少しの工夫で痛みを軽減し、スムーズに回復できます。

まず、治療後は無理をせず、できるだけ安静に過ごしましょう。特に、運動や飲酒は血流を促し、腫れや痛みを悪化させることがあるため、控えたほうが安心です。

食事は、柔らかいものを中心にしましょう。おかゆやスープ、豆腐などが適しており、硬いものや粘着性のある食べ物はしばらく避けるのがおすすめです。

また、口腔内を清潔に保つことも重要です。治療直後は強くすすぐのを避け、歯磨きは優しく行いましょう。抗菌作用のある洗口液を使うのも効果的です。

入れ歯の場合は、毎日しっかり洗浄し、専用の洗浄液に浸けておくと衛生的です。インプラントの場合は、歯科医院での定期的なメンテナンスを欠かさないようにしましょう。

まとめ

歯の治療は痛いものと思われがちですが、最近ではさまざまな工夫によって、できるだけ負担を軽くすることができるようになっています。

麻酔の方法が進化したり、新しい治療技術が取り入れられたりすることで、痛みを感じにくい治療が増えています。

また、虫歯の治療だけでなく、矯正やインプラント、入れ歯の調整も快適に行えます。

不安がある場合は、歯科医院で相談しながら、自分に合った方法で治療を進めていきましょう。


監修者の写真

記事監修

大樹歯科治療院

院長 伊藤 拓太

日本顎顔面歯科学会、日本歯内療法学会 所属

大樹歯科治療院について


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