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歯周病とは?症状や原因、予防方法を分かりやすく解説2026.01.19

歯ぐきから血が出たり、お口の臭いが気になったりするときは、歯周病のサインかもしれません。

歯周病は、歯ぐきだけの問題ではなく、歯を支える骨を溶かしてしまう病気です。

歯の痛みがないため見逃されがちですが、早めに対策を立てることで、将来も自分の歯で食事を楽しめるようになります。

本記事では、歯周病の症状・原因や、正しいセルフケアを分かりやすく解説します。

歯周病とは

歯周病とは、細菌の感染によって歯ぐきに炎症が起き、最終的に歯を支える骨が溶けてしまう病気です。

食べかすなどを餌にして、細菌が増殖し、ネバネバした「歯垢(プラーク)」となって歯の表面にこびりつきます。

歯垢の中の細菌が毒素を出すと、歯ぐきが赤く腫れたり、出血するようになります。

成人の約8割が経験するといわれますが、痛みが無いため放置されやすく、気付いたときには歯がぐらぐらして抜歯が必要になるケースも多くあります。

歯周病の初期症状とは

歯周病は自覚症状が出にくい病気ですが、初期の段階でお口には変化が現れます。

わずかな違和感を見逃さないように、具体的な症状を確認しましょう

歯みがきで出血する

歯ブラシの毛先に血が混じったり、うがいをした水が赤くなったりする状態は、歯ぐきからのSOSかもしれません。

健康な歯ぐきは、通常のブラッシング程度の刺激で血が出ることはないからです。

歯と歯ぐきの隙間に溜まった汚れの中に潜む細菌が原因で、歯ぐきが赤く腫れてしまいます。

痛みが無いため見逃しがちですが、放置すると歯を支える骨が溶け始める段階へ進行してしまいます。

自覚症状が出にくい歯周病において、歯みがきで出血したときは、歯周病の症状かもしれません。

歯ぐきが腫れている

健康な歯ぐきは、薄いピンク色でキュッと引き締まっています。

一方で、歯周病の始まりである歯肉炎になると、赤みを帯びて丸く膨らんだような見た目に変わります。

歯と歯の間の歯肉がぶよぶよとした質感になり、鏡で見ると以前よりも歯ぐきが厚くなったように感じる場合もあるでしょう。

歯ぐきの腫れは、汚れの中にいる細菌に対する体の防御反応によって引き起こされます。

歯に痛みがない場合も多いので、日頃から鏡で色や形を観察してみてください。

口臭が気になる

以前に比べてお口の臭いが気になり始めたら、歯周病のサインかもしれません。

歯周病の原因となる菌が、食べかすなどのタンパク質を分解するときに、独特な臭いを持つガスを出すためです。

症状が進むと、歯ぐきから膿が出るようになり、さらに臭いが強まる場合もあります。

セルフケアの歯みがきだけでは、歯周ポケットの奥深くに隠れた細菌や臭いの原因を落としきるのは難しいです。

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歯科医院でのクリーニングで、歯の汚れを取り除くことをおすすめします。

歯がぐらつく

歯が浮いたような感覚があったり、指で触れたときに前後に揺れる感じがしたりするなら注意しましょう。

歯周病が進むと、歯を支えている歯槽骨という骨が細菌の出す毒素によって、少しずつ溶かされてしまいます。

中等度から重度の段階に見られる症状で、放置すると食事がしにくくなるだけでなく、最終的には自然に歯が抜け落ちる事態を招きかねません。

硬いものを噛んだときに違和感がある場合も、骨の破壊が進んでいる可能性があるため、早期の確認が必要です。

歯周病になりやすい人の原因と特徴

歯周病の原因は汚れだけでなく、毎日の習慣や身体の状態も深く関わっています。

どのような状況で歯周病になりやすいのか、歯周病の原因や特徴について解説します。

歯垢と歯石が溜まっている

歯の表面についた白くてネバネバした汚れは「歯垢(プラーク)」と呼ばれます。

歯垢は単なる食べかすではなく、わずか1mgの中に数億個もの細菌が潜んでいる塊です。

歯石の表面はザラザラしているため、さらに細菌がくっつきやすくなり、歯ぐきの炎症を広げる原因になります。

歯垢は毎日の丁寧なブラッシングで落とせますが、一度歯石になってしまうと、歯ブラシだけで取り除くのは難しくなります。

喫煙の習慣がある

タバコを吸う習慣がある方は、吸わない方に比べて歯周病にかかるリスクが数倍も高まるといわれています。

通常なら炎症が起きると、歯ぐきから血が出て異変に気付けますが、喫煙されている方は出血が抑えられてしまい、病気の発見が遅れがちです。

また、ニコチンは体の抵抗力を下げてしまうため、細菌に負けやすくなり、一度歯周病にかかると治りにくくなる傾向もあります。

歯ぐきが黒ずんだり、急速に悪化したりするのも喫煙による影響が関係しています。

糖尿病などの全身疾患がある

糖尿病と歯周病は、実はお互いに悪影響を及ぼし合う関係にあります。

血糖値が高い状態が続くと、体内の血管がダメージを受け、細菌に対する抵抗力が弱まります。

お口の中の細菌感染が起きやすくなることで、歯周病の進行に拍車がかかってしまうのです。

さらに、歯周病による炎症が起きると、血液中に炎症に関わる物質が流れ出し、血糖値を下げるインスリンの働きを妨げてしまいます。

持病がある場合は、全身の健康管理と合わせて、お口のケアも丁寧に行うことが望ましいです。

歯ぎしり・食いしばりが多い

就寝中の歯ぎしりや、無意識のうちに力が入る食いしばりは、歯を支える歯槽骨(しそうこつ)という骨に大きな負担をかけます。

食事のときとは違い、歯ぎしりでは自分の体重の数倍もの強い力が特定の歯に集中し続けます。

細菌による炎症があるところに強い力が加わると、歯周病の症状が急激に進む場合もあります。

歯の表面が削れていたり、朝起きたときに顎の疲れを感じたりするなら、マウスピースなどを使って物理的な刺激から歯を守る対策も有効です。

妊娠によってホルモンバランスが変化している

妊娠中はホルモンバランスの変化に伴って、お口の中の環境がガラリと変わります。

女性ホルモンの中には、特定の歯周病菌が増えてしまう性質を持つものがあるため、妊娠前よりも歯ぐきの炎症が起きやすくなります。

妊娠期に起こる腫れは「妊娠性歯肉炎」と呼ばれ、少しの刺激で歯ぐきから血が出たり、赤く腫れたりするのが特徴です。

重度の歯周病は早産のリスクを高めるとされているため、体調を優先しつつも丁寧なケアを心がけたい時期です。

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歯周病の予防方法

歯周病を予防して、健康な歯を守るには、日頃のケアが大切です。

今日から取り組める具体的な対策をお伝えします。

歯みがきを正しく行う

毎日の歯みがきは、歯周病の原因になる歯垢(プラーク)を落とすための基本です。

食後すぐに、歯みがきする習慣をつけましょう。

歯垢に含まれる細菌は、食後からすぐに活発となり、歯ぐきを攻撃する毒素を出してしまいます。

歯をみがくときは、毛先を歯と歯ぐきの境目にしっかり当てて、細かく動かすのがコツです。

奥歯の溝や歯の裏側などは汚れが残りやすい場所なので、鏡を見ながら磨き残しが無いか確認するようにしましょう。

フロス・歯間ブラシを使用する

歯ブラシによるブラッシングだけでは、歯と歯の隙間にある汚れを落とし切るのは難しいです。

歯ブラシの毛先が届かない場所には多くの歯垢が残っており、そのままにすると歯周病を悪化させる原因になります。

デンタルフロスや歯間ブラシを一緒に使うと、お口の中全体の汚れを細かく取り除けます。

特に歯周病は歯の間から進みやすいため、フロスや歯間ブラシといった補助用具の活用がお口の健康を守ってくれます。

人によって隙間に合うサイズは異なるので、歯科医院で合う道具の種類や正しい通し方の指導を受けるのが良い方法です。

定期検診を受ける

お家でのケアだけでは落とせない汚れを取り除くために、歯科医院での定期検診を受けましょう。

歯科医院では専用の器具を用いて、歯周ポケットの奥に溜まった細菌や歯石をきれいに掃除します。

また、自分では気づきにくい初期の炎症を早く発見できるメリットもあります。

一般的には3か月に一度程度の頻度で通うのが目安です。

定期的に歯科医院でお口のクリーニングを受けることで、歯周病の原因を根本から取り除き、お口の健康を保ちやすくなります。

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まとめ

歯周病は自覚症状が無いまま、症状が進行しやすい病気です。将来的に歯を失う原因にもなってしまいます。

毎日の丁寧な歯みがきに加えて、歯科医院で定期検診を受ける習慣が、健康な歯を保つことにつながります。

東京都小金井市にある大樹歯科医院では、マイクロスコープを用いた精密な診察を行い、お口の状態を分かりやすく説明した上で、なるべく削らない処置に努めています。

お口の中に少しでも不安がある場合は、放置せずにお気軽にご相談ください。

皆様のご来院をお待ちしております。

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記事監修

大樹歯科治療院

院長 伊藤 拓太

日本顎顔面歯科学会、日本歯内療法学会 所属

大樹歯科治療院について

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